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SMC-777(月刊ASCII 1984年2月号5)LOAD TEST [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

月刊ASCII 1984年2月号のLOAD TESTはSONYのSMC-777
前機種のSMC-70のことをASCIIが贔屓していると言っていたがその後継機種がSMC-777である。
ASCII1984(02)d01SMC-777W520.jpg
ASCII1984(02)d02SMC-777_マイクロフロッピーW520.jpg
これが後に標準となった3.5インチのフロッピーディスク。5インチと比べメディアの価格が高いので不利であったと思う。

ASCII1984(02)d03SMC-777三面図W520.jpg
お約束の三面図。

BCレジスタを利用してI/Oを64KByteに拡張しているのはシャープのX1と同じで前機種のSMC-70から引き継いでいる。
ソフトウエアが充実しているが、Sony FilerがCP/Mもどきで気に入らなかった。自分たちの技術力を誇示しているような嫌味な感じがした。また、アセンブラのニーモニックが独自仕様でこれも気に入らなかった。SONYの社風だろうか、「これが良いだろう、良いのだ」とか押しつけがましいところが嫌だった。先人達が気づき上げた築き上げたソフトウエア資産に敬意を払って欲しかった。
メーカーインタビューの最後で「ただ一つだけはっきりしていることは、ずっとハードウェアコンパチブルで作り続けることです。モデルチェンジはメーカーとして必要なことですが、買ったソフトウエアが使えなくなるのは絶対に避けたいですね。」とあるが、何をいまさら当たり前のことを堂々と言っているのか。36年後の後出しジャンケンではこれがどうなったか分かるはずだ。SMC-777のモデルチェンジは記憶にない。これからのスクラップ作業が楽しみだ。

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