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国内、米国のパソコン業界関係(月刊ASCII 1986年7月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESS から国内、米国のパソコン業界関係の記事をスクラップする。
1986年の円ドル相場は年初の200円前後から3月は180円前後まで円高が進行した。
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そのため日本電気、富士通は大幅減益となった。

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残りの日立製作所、東芝、三菱電機も大幅減益だった。

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日立がZ80の上位互換CPUであるHD64180を開発し、それのセカンドソース契約をザイログと結んだという逆流というかポロロッカ現象が35年前にあった。

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三菱電機とシャープが 1Mbit DRAMを出荷した。35年前産業のコメとまで言われるようになったDRAMは日本企業の独壇場だった。

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日本製64KDRAMがダンピング決定された。どの企業が対象になったかというと沖電気工業、日本電気、三菱電機、日立製作所、富士通、東芝、松下電器産業。なんか、凄い。怒涛のように日本企業は米国市場を奪っていった。しかし、米国は学習能力がないのか。35年後中国に同じように市場を奪われている。

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旭化成までがLSIの製造に参画していた。35年前の日本企業は凄かった。

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企業のパソコン普及率がやっと9割を超した。100%まではまだだった。

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大和証券がMSXで株式の売買サービスを開始した。MSXでビジネスとは。私の周りでMSXをゲーム等以外で使っている人はいなかった。

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今はグーグルマップが無料で使えるが、35年前は紙媒体のゼンリンの住宅地図が全盛だった。35年前これを電子化したが価格は約500万円となった。

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コンピュータ業界の不振は米国でも続いていた。コンピュータ業界は順風満帆で発展してきたかと思っていた。記憶に頼ってはだめだと思う。記憶は自分に都合いいように改ざんされる。

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ASCII1986(07)b04_PC-DOSエミュレータW520.jpg
コモドール社も不振だった。そういえば、知り合いにAmigaを持っている人はいなかった。当然触ったことはない。
コモドールとアタリがPC-DOSエミュレータを参考出品していた。エミュレータに金を払うぐらいなら、無理をして出てもIBM PCを買えばいいのに。

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Apple IIx?そんなのあったっけ?今後スクラップしていくと分かるだろう。ただ、登場しなかったとしたら記事にもなっていなかったということでモヤモヤしたままで終わることになる。

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Appleの新しいマシンはUNIX? MS-DOS?
なんだこの記事。記事には「これは一大トピックスである」と書いてあるが、だめだこれ。
大体UNIXは素人のパソコンユーザには降りてきていない。どんだけ35年前の人達はUNIXが好きだったのだろうか。UNIXでソフトを開発しても素人には使ってもらえない。MS-DOSならビジネスに利用してしてもらえた。AppleだってMac専用のソフトで成功したのだが、35年前はそのルートは見えなかったのだ。





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