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日立S1 IBM PCjr ソニーHB-75他(月刊ASCII 1984年5月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSでパソコン関係の記事。

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up16ASCII1984(05)b12日立MB-S1本体W370.jpg
日立の8ビット機MB-S1はいい機械だった。遅れてきた8ビット機だから性能がいいのは当然だけど販売は成功しなかった。S1で分かったことは8086/8088を採用した16ビッド機はCPUの性能が低いので周辺のカスタムLSIとかを開発して作らなければならなかったということ。PC-9801のテキストVRAMを作ったということがその一例。それならば、8ビッド機でも実現可能だということを示したのがS1ではなかったのかと思う。
でも、36年前は16ビットという言葉が目くらましになってパソコンを購入していたのが当時の消費者。各社は16ビットという名前が欲しくて低性能の8088とかを採用して、周辺の設計でカバーして使える機械に仕立て上げたというべきものだった。

up10ASCII1984(05)b07IBM_PCjr01合体w520.jpg
up11ASCII1984(05)b07IBM_PCjr02本体w520.jpg
up12ASCII1984(05)b07IBM_PCjr03背面w520.jpg
up13ASCII1984(05)b07IBM_PCjr04メインボード本体w480.jpg
up14ASCII1984(05)b07IBM_PCjr05キーボードw486.jpg
IBM PCjr 一体どの層に需要があったのか分からない。

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ASCII1984(05)b08HIT_BIT_本体W520.jpg
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SONYのMSXパソコン。記事によると「MSXマシンのシェアでは、広告に『松田聖子』を起用したのが当たったのか、大健闘のソニー」だとのこと。タレントに誰を起用するのかが大事だと憂いこと。それに比べ東芝のPASOPIAはダメダメだ。

up01ASCII1984(05)b01bApple新製品?W520.jpg
Appleの新製品なんだっけ思い出せない。

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IBMのポータブルコンピュータ。13.6kgでポータブルとのこと。それなら、収納してハンドルをつけるとほとんどのパソコンはポータブルとなるのではないか。

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up03ASCII1984(05)b11_35インチFDD写真W370.jpg
この先マイクロフロッピーは3.5インチが事実上の標準となった。アルプス電気、ティアックとは懐かしい会社名だ。
ちなみに、敗者の広告を下に示す。
up04ASCII1984(05)a40Nationalの3インチW520.jpg

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マウスの紹介記事で2ページ埋めることができる。登場当時はこれのくらいのボリュームが必要だった。
up06ASCII1984(05)b091ASCシリアルマウス写真w520.jpg

プログラムリストも必要だった。
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マウスを利用するのは簡単ではなかったのだ。
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