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AppleTalk, MSX,編集部から他(月刊ASCII 1985年4月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESS の記事をスクラップする。

Apple Talk
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スティーブ・ジョブズがカッコいい。
Apple Talk懐かしい。とにかくAppleは自社独自の規格が好きだった。自社製の機械だけで世界が完結していたからできることだった。Apple の製品はユーザがバカでも使えたのが大きい。私もApple製品を使うために何かを勉強したことはなかった。本も買わず、読まなかった。それでも使えるAppleの製品は凄かった。

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Appleの二人のスティーブのスティーブ・ウォズニアック。ウォズの魔法使いとの異名を持っていた天才。彼こそが天才だった。ジョブスの仕事は理解できた。でもウォズニアックの仕事は凡人には理解不能だった。

同じページにあったパソコン。Rainbow 100。
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「また撤退!?」「DECのRAinbowが遭遇した災難」だそうだ。
詳しくは ASCIIの「 ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情 第366回 業界に痕跡を残して消えたメーカー CPU設計に大きな影響を与えたDEC」を読むといい。

MXSの新製品紹介。松下電器産業(株)のキングコング「CF-1200」、三菱電機(株)の「WAVY3」。
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周辺機器のVC-10は良く分からない。
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イギリスSinclair社の16bitコンピュータSinclair QLの紹介記事。以下写真図をスクラップする。

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MBC-6800用ハードディスクバックアップストリーミング装置 DC-300
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この当時、いやPC-9801VM2が出てからだが、パソコンのハードディスクのバックアップはフロッピーディスクでやっていた。20MのHDDならFDは十数枚使ったのだが、途中のFDがエラーを起こしていることがあり困ったものだった。私の職場では2重にバックアップしてエラーがあったFDはもう片方のFDを入れることで最悪の事態を回避していた。
このような製品は高すぎて (たとえば、DC-300 は 738,000円)選択肢には入っていなかった。

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「IBM今後10年で売上高4倍に」だってさ。互換機に攻め込まれ、中国にThink Padを売ってしまうなんて35年前は想像もできなかった。IBMはビッグブルーだから絶対王者だと思ってた。
「中国、新漢字処理システム開発」35年前はまだまだ遅れているなという感じだった。
「米社にプリンタをOEM供給」三洋電機も景気良い。35年前は日本企業が中国企業の立ち位置だった。

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「ソ連、西側のパソコン購入で交渉」だってさ。35年前の記事を読むと面白い。

最後に編集部から
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記事を引用する。
 最近のパーソナルコンピュータ用ソフト取ウェアの宣伝文句に「統合化」という言葉が目立つ,異なった仕事を行うためのプログラム間で,データをやりとりできるということなのだが,統合化されていると実感できるものは少ない.ファイルの変換を行うプログラムの操作が繁雑だったり,完全にはコンバートできなかったりするからである.もともとパーソナルコンピュータ自身,「なんでもできる」という言葉を信じて導入したが,結局なにもできなかったという声を浴びて来た.読者の中にもコンピュータを使ってやってみたいことは山ほどあるが,結局ゲームしか走っていないという人がいるはずである.*そこで,逆に機能を特定したマシンを,明確な目的を持って使うことを考えてみよう.その材料として,まず単一の仕事に機能を絞った新製品を紹介する.
 この写真は,アーバルコーポレーションが発表した「AVAL-TM20」である.最近のハンドヘルドコンピュータと非常に良く似た外見を持つこのマシンは、「ポータブルターミナル」としての機能を追求したものだ。大容量のLCDの採用により,文字では80文字×24行,グラフィックでは640×200ドットが表示できる.CPUはZ80コンパチで,内蔵のソフトウェアは32KbyteのROMに納められている.RAMはシステム用に8Kbyte,キャラクタバッファとして8Kbyteが実装されている.ファイル用のRAMはオプシションで24Kbyteまで可能.電源は専用バッテリまたはACアダプタを利用し,バッテリ駆動で20時間の連続使用ができる.RAMはすべてバッテリとは独立した電池によりバックアップされる.
 -主な機能としてはターミナルとして働くための「LINE」モードと,機能の設定を行う「SET-UP」モード,文書を作成する「TEXT」モードの3つがある.
 SET-UPモードでは、画面や通信モードの設定など21種類のパラメータを設定する.ここで設定したパラメータはSET-UPフアイルとして8種類まで保存しておき,通信時に呼び出して即利用することができるようになっている.ターミナルとしても利用できるハンドヘルドコンピュータは多いが,複数の通信モードが保存できるというのは、ターミナルマシンならではの機能と言えるだろう.価格は248,000円で,かつプリンタやRAMがオプションとなっている.日本語機能もないのでハンドヘルドコンピュータに比べると「なにもできない」のではないかと感じてしまう.
 4月の通信開放に向けて,色々な企画が準備されている.先月も触れたような「通信+α」の事業が拡大して行くだろう.このマシンのスペックは,まさに通信を中心にしている.同じくらいの価格で,これくらいのサイズのハンドヘルドコンピュータならばワードプロセッサや簡易言語が走るし,BASICを使ってそれぞれの仕事に合ったプログラムを走らせることができる.だが,通信網と付帯サービスが十分に発達したならば,わざわざハンドヘルドにプログラムを入れて持ち歩く必要はなくなるのではないだろうか.日本語の文書が作りたければホストのワープロソフトを使えるし,種々のデータも簡単に取り寄せることができる.コンピュータ端末のない事務所や家でも,電話はある.ハンディ端末はデータ通信の発達と共に,市場が拡大する機械である.それによって「これしかできない」から「なんでもできる」機械になるわけで,どんな進歩を見せてくれるか楽しみである.

35年前はこれでも画期的だった。パソコンをというか端末を持ち運べるのは夢のような話だった。







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