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パソコン雑誌を捨てる(月刊 ASCII 1983年2月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

資源ごみに出す前に、読み返してみた。

特集 16ビット パーソナルコンピュータ


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出てくる出てくる日の目を見なかった哀れなパソコン達。キャッチフレーズとか広告部分を中心にスクラップする。

ASCII1983(2)P108パソピアw520.png
パソピアも16ビット機を出していたとは記憶になかった。まあ、当時としては出さないという選択肢はなかったのだろう。触ったことはもちろん、見た記憶すらない。

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THE IBM です。ビックブルーです。世界標準です。そのIBMパソコンが中国企業に買収されるなんて、誰も予想できなかったに違いない。そんな予言、予想、戯言は見たことがない。IBMに関しての「盛者必衰の理をあらわす」をリアルタイムで見ることができたとは。この時代に生まれたことは幸運だったと思う。

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オリベッティはタイプライターメーカーという認識だった。CPUはZ8001だったんだ。好きだったCPUを搭載していたとは、こうしてスクラップしていて初めて気が付いた。

ASCII1983(2)P112TOMCAT-3000w520.png
トムキャットコンピュータ?すみません。全然知らない会社です。

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松下通信工業株式会社製。この会社名知らなかった。ググってみると■ミニコンで富士通と連携。なるほど富士通と関係があったのか。
意外だったのは、警察のNシステムを開発した会社だったとは。1987年(昭和62年)の松下通信 ■Nシステムの開発

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なぜかキャノンらしくないダサい筐体。他は平凡でコメントしようがない。

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パナファコム株式会社。富士通の大型計算機FACOMは有名だった。松下電器産業と富士通が組んでいたのか。だからパナファコムか納得。

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取り立てて検討するところはなかった。凡庸の一言。

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これもまた普通の16ビットマシンを作ってみました。といったところか。

ASCII1983(2)P118NEC_PC-9801w520.png
16ビット機の覇者。売る気できちんと作って営業した機械だから覇者となった。他社とは力の入れ方が違う。本気度が違う。8086憎しで私は買わなかったが、後悔している。失敗したと思っている。大体8ビット機のX1にCP/Mを入れて、Macro80でアセンブリ言語を使うというのは無駄な時間を過ごしていたと思う。知人の98でMultiplanを触らせてもらったが、16ビット機なのにカーソルオーバーランするアプリを使ってるなんてxxなんじゃないかとは思っても口には出せなかった。8ビット機でももっと高速なプログラムを作れるぞ。なんて自己満足をしていた。

ASCII1983(2)P119日立16000w431.png
デザインが好きだったが、売れた様子がなかった。日立の営業の本気度が疑われる。

ASCII1983(2)P120日立T-520/20w448.png
なんなんですかこれ。本体価格230万円ってバカにしてませんか。売る気なかったでしょ。

ASCII1983(2)P121富士通FM-11w520.png
富士通にはもう少し頑張って欲しかった。結局日電には勝てなかった。

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これ知人が買いました。「16ビット機買ったよ。」「えっ何。9801?」「いや、その上」「9801の上位機種って?」「N5200」「ああ、確かに。上位機種ではあるが」表計算ソフトLANPLAN、ワープロソフトLANWORD使ったことがあります。私は、ASCIIに掲載されていたRATBASを入力して遊ばせてもらいました。

こうして、散々けなしたけれど、本気で売ろうとした会社は何社あったのだろうか。単に、16ビット機ごとき、わが社でも簡単に作れますよ。といった感じで発表したのではなかろうかと36年後の後出しジャンケンをしてしまう。

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