パソコン雑誌を捨てる(月刊 ASCII 1980) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
1980年は4冊(1、2、3、9月号)を購入した。
表紙のマシンは1980.1[ATARI800]1980.2[テキサスインスツルメンツTI99/4]1980.3[シャープPC-1210]1980.9[YHPシステム45C]
裏表紙はPC-8001が独占していた。価格は1980.1[440円]1980.2[440円]1980.3[440円]1980.9[500円]
表紙見開きはEPSON TP-80E が独占していた。
日立の広告は1、2、3月号がベーシックマスターレベル2で9月号はレベル3であった。
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資源ごみに出す前に、一応読み返してみる。1月号は読みごたえがあった。
昔から進歩しているように思えても、アイデア自体は昔からあって製品も作っていて、現在はそれを安価に、高速に、大容量にしているだけだと感じる。
RAMは64Kでトラブっていたんだ。今は、その10万倍以上の16Gのメモリを積んだパソコンが当たり前の時代。技術屋の努力で10万倍以上になった。技術屋に尊敬と敬意を表すべき。
あのボイジャーからもう40年以上もたったとは。
部品はRCAのC-MOS ICが高い信頼性があったからだという。あの当時は良かったは、老人特有の感情だろうが、基本的なアイデアは当時から変わっていない。画期的なもの、新規のものが出てきたという感動がない。現在はとにかく安ければ良いという製品が多く、残念。確かに大容量になり、高速になったが、信頼性とか耐久性とかの性能はあまり進歩してないように感じられる。
本を買ったときは気が付かなかった。AMDはそんな昔からあったんだ。シャープがZ8000を製造する可能性もあったんだ。X6800は素敵な機体だった。MZ-8000がもしあったのならどんな機体になったのだろうかと今になって想像する。16ビッドCPUが各社登場したとき8086,80286,68000よりZ8000が好きだった。CPUも画期的なものが新登場してないと思ったが、量子コンピューターがあった。量子コンピューターは、素人が全く理解できないところが凄いと思う。
コンピュータを利用する対象がラジオだというところがなんとも言えない。主流にはならないのは当時であっても明らかだろう。その後ビデオレコーダーが登場したが、コンピュータを内蔵しているという点では録画機能があるTVだ。ラジオからテレビに変わっただけだという意味では、新規とは言えない。
最後に「日本のエレクトロニクス技術は米ソに脅威を与える未来最終兵器だ!」の記事。これは、イージス弾道ミサイル防衛システムそのものだ。アイデアというか基本設計はこんな昔からあったんだ。地道な技術の進歩でやっと実用的なものになったのか。時期的にみるとコンピュータがホビーユースのマイコンから進歩して今のスマホになり日常生活に役立つようになったのと符合している。
こうして記事にしたことで ASCII を資源ごみに出せる。
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