SSブログ

マイコンクラブ・計算機科学・霞ヶ関通信他(月刊ASCII 1985年5月号9) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

毎月紹介していたマイコンクラブ。今回は、福井県の「グループ エチゼンガニ」という大規模パソコンクラブだった。
ASCII1985(05)e30マイコンクラブ_W520.jpg

「日本で計算機科学を学ぶには」というRelay Essayが始まった。
この号は豊橋技術科学大学の大岩元教授のエッセイ。
ASCII1985(05)e12計算機科学_W520.jpg
ASCII1985(05)e13計算機科学_W520.jpg
読んでみるとこれは良い。スクラップすべきエッセイだ。何度も読み返し味わいたい。
ASCII1985(05)e12計算機科学_1_W365.jpg
ASCII1985(05)e12計算機科学_2_W357.jpg
ASCII1985(05)e12計算機科学_3_W361.jpg
ASCII1985(05)e13計算機科学_4_W351.jpg
ASCII1985(05)e13計算機科学_5_W349.jpg
ASCII1985(05)e13計算機科学_6_W341.jpg

霞ヶ関通信の2回目。
ASCII1985(05)e10霞ヶ関通信_W520.jpg
ASCII1985(05)e11霞ヶ関通信_W520.jpg
「シグマ計画」なんと懐かしい。ネーミングは格好良かった。
wikiによると
>シグマ(SIGMA)とは、 Software Industrialized Generator and Maintenance Aids (ソフトウェア生産工業化システム)の略称である
だそうだ。
なんと、ソフトウェアの開発を自動化しようという計画なんだそうだ。35年前そんなことが可能だと思っていたというのがバカげている。当然というか歴史をみると失敗しているわけで、この点からも当時の通産省がいかにろくでもない組織であったかがわかる。公務員が新たな仕事を考えるとこうなるのだ。税金をどれだけ無駄遣いすれば気が済むのだ。
また、通産省は郵政省ともバトルをしていた。どうせ公務員なのだから後追い仕事でいいのだ。社会の変化、技術の変化を後追いでいい。バカが先回りをするなということ。

スプレッドシートの話。(マルチプランだけ)
ASCII1985(05)e20スプレッドシート_W520.jpg
ASCII1985(05)e21スプレッドシート_W520.jpg
ASCII1985(05)e22スプレッドシート_W520.jpg
ASCII1985(05)e23スプレッドシート_W520.jpg
4ページにも渡って書かれているが、最後のところで笑ってしまった。35年も経つと真面目な話が笑い話となる例だ。以下スクラップする。
ASCII1985(05)e23スプレッドシート_本文_W343.jpg
ASCII1985(05)e23スプレッドシート_リスト_W414.jpg
フォームに著作権があるかということだが、各種の表はコンピュータを使わず誰が作っても同じようなものなる。表の目的に合う書式は必然的に決まってきて、分かりにくかったら手直しされ必然的に皆同じような表になる。それをパソコンで(スプレッドシートで)作ると、どのセルを参照してどのような計算式を作るというのは必然的に同じようになる。それを先行して作ったからといって著作権を振り回すとは噴飯ものだ。
「図4マルチプランの”プログラム”(スタンダードフォーム)」がプログラムとは片腹痛いわ。これがマクロだというのならまだしも、フォームがプログラムと同様に著作権で保護すべきだという論には笑ってしまう。保護すべきだというのは、おそらく自分の作ったマルチプランのフォームが素晴らしものだという思い上がりがあるのだろう。関数を使ったアクロバティックな式でもあるまいしだ。
このように書けるのも35年後の後出しジャンケンだということは分かっているが、書かずにはいらない。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。