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Z80フラグレジスタ、BASIC他(月刊ASCII 1984年11月号5) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

TBNとBUSINESS TALKからスクラップする。

懐かしかったのでスクラップした。
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X1使いだったからIN r,(C)とOUT (C),rはグラフィックメモリのアクセスでよく使った。

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読者からの「BASICほど使いやすいものはない。」という意見で「1+1を計算させようとする」例を挙げていることに対する反論がでている。優しく諭すように反論している。著者の砂原秀樹氏に同意しているが、私が厳しく断罪するように反論するならば「BASICを使うと頭が腐るから駄目だ。」になる。
私たちは凡人は道具の影響を受け思考が狭くなってしまう。CやPascalを使うと再帰処理、ポインタ、構造体とかを使ったアルゴリズムを学び、自然に使えるようになる。BASICを使っている限りこれらを考え付くことは凡人には無理である。BASICの呪縛にとらわれバカなアルゴリズムでわけのわからないコードを書き続けるのだ。第一「1+1の計算」を使った反論は全くダメだ。1+1をBASICでやろうとすること自体がバカげている。1+1は暗算だ。機械の出てくる余地はない。123×426なら機械が役立つがそれはBASICではなく電卓の出番だ。昔の電卓で桁あふれするような123×456×7890
でパソコンの出番だ。36年前のBASICの整数は-32768から+32767だから大数を扱うプログラムを作らなければならない。はい、BASICで大数を扱うプログラムを作ってみて。使い捨てではなくライブラリ化してだ。それが、簡単にできればBASICは使いやすいと言える。ローカル変数も使えない36年前のBASICが何を言ってるんだということだ。

私は、BASICで何千行にもなるプログラムは作ったことはないし、作れなかっただろう。途中で気が狂ったに違いない。ところが、プロはそのようなプログラムを作れるということを知った。プロの作ったそのような市販プログラムを実際に使ったことがある。Listを見たが理解を超えていた。長さもさることながら、変数がAB12とか意味の分からない名前なのだ。流石プロ。このような訳の分からないコードを書いてバグらない。皮肉ではなく感心した。

アマチュアプログラマは毎日コーディングできるわけではないから、作り始めると何カ月もかかり、以前に書いたコードが意味不明になる。プログラムの世界では「1カ月経てば赤の他人」である。そのためモジュールごとに完成させ、冒頭で「入力」、「出力」、「副作用」をコメントしておく。subroutineでローカル変数が使えないしモジュール化するのにBASICは不便だった。不可能ではないけど。

BASICの悪口を書くと尽きないのでここでやめておく。最後にBASICのいいところ。

BASICで長いプログラムを書かなければよい。できれば1画面に収まれば最高。Graphicを使うにはBASICが最高。LINE, CIRCLE, PAINT 他を使って図を描く。円グラフ、棒グラフ等々を描き、説明を描く。Graph関係で使えるアプリが無かったのでBASICで分析データをグラフ化した。PowerPointのような使い方だ。簡単に修正できるBASICインタプリタの特徴を生かし、「もう1ドット右だな。」とか「半径をもう1ドット長くだな。」とか640×400の画面で「1ドット命」で気合を入れてBASICで描いていた。
要は適材適所という当たり前のこと。

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MC68000と(株)ビー・ユー・ジーというキーワードに惹かれスクラップした。(株)ビー・ユー・ジーは札幌の会社。

ASCII1984(11)p252TBN_Yoのけそうぶみ_W520.jpg
「Yoのけそうぶみ」という連載コラムの下の部分に反応した。
ASCII1984(11)p252TBN_Yoのけそうぶみ_W300.jpg
36年後の今でも通用しそうな記事だった。

ASCII1984(11)p302BUSINESS_TALK_JSWORD_W520.jpg
PC-100の初期メモリは128KBでBASICを起動すると「フリーエリアが18Kバイト弱しか残らない」(ASCII 1984年4月号 p.253)ので事実上使うことができず、256KBで86,000円の増設RAMが必要だとのことRAM diskを作るには384KBのメモリでMS-DOSを動かしているということか。36年前はそんなもんだったか。

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BATプログラムが懐かしい。

ASCII1984(11)p303BUSINESS_TALKソート_W520.jpg
昔はソートプログラムを自作せねばならなかった。いまでは、Excelで1,000行2,0000行のソートも検索も楽勝。プログラム言語でもsort関数は実装されているのでユーザはソートに関して何も考えずに単純にコーディングできる。36年間の進歩だ。

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