SSブログ

ソフトウェア、その他製品(月刊ASCII 1986年5月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESS からソフトウェア、その他製品の記事をスクラップする。

ASCII1986(05)b01MS-DOS31EDLIIN_W520.jpg
NHKの朝のニュースでも報道していた「大?」問題の
PC-9801用MS-DOS V3.1 の交換、回収を開始
EDLINのReplace,Searchコマンドにバグがあるというニュース。EDLINプログラムを作るために必要でこのバグを直さなければプログラムが作れなくなるかのような報道がされていた。当時、私たちのなかにはEDLINでプログラムを作っている人はいなかったし、そんな人を知っているという知人もいなかった。なんとも笑ってしまうようなニュースだった。
ただ、その数年後情報管理部門の技術者で業務管理部門に昇進移動になった知人が高潔な人で事務用品としてN5200しかなくそれにはMS-DOSが入っていたのでEDLINでプログラムを作っていた。BATプログラムだったかな?
MS-DOSのバグではないがMS-DOS 2.11とMS-DOS 3.1ではPC-9801のテキストVRAMをクリアする範囲が違っていてMS-DOSが使っていない領域だとして作業用エリアとして使っていたMS-DOS 2.11 で動くプログラムがMS-DOS 3.1になってDOSでそのVRAM領域をクリアされて動かなくなった経験をしていた。35年前は絶対アドレスで利用できる作業エリアが欲しかった。

ASCII1986(05)b03VJE-β_W520.jpg
35年後は信じられないだろうが、キーボードから日本語を入力するだけのプログラム VJE-β が28,000円もしたのだ。

ASCII1986(05)b03PC-9801通信ソフト_W520.jpg
通信ソフトも高かった。PC-9801用のAs Talk-IIが13万円。オプションのスクリーンエディタが2万円。初年度売り上げ見込み1,200本。35年後にこの記事をスクラップしたが値段が高くて驚いてしまった。

ASCII1986(05)b05文書データコンバータ_W520.jpg
これもまた高額だ。各種環境で作ったワープロ文書を再利用するためのデータコンバータ機器が98万円。増設デッキが25万円。

ASCII1986(05)b04携帯型ワープロ_W520.jpg
携帯型日本語ワードプロセッサ市場 続々と新機種投入
パソコン(PC-9801)を使えないけれどワープロなら使えるという人たちがたくさんいた。

ASCII1986(05)b04携帯型ワープロ_写真_W520.jpg
記事に登場するワープロは
シャープ ミニ書院 WD-210/215  74,800円
東芝 Rupo JW-R50F II  128,000円
東芝 Rupo JW-P22  89,800円
松下電器 パナワード 遊(ゆう) FW-10/10S 118,000円
松下電器 パナワード 遊(ゆう) FW-8/8S 74,800円
松下電器 パナワード 遊(ゆう) FW-K5/K5S 49,800円
キヤノン PW-15 38,000円
この値段でプリンタも付いているならワープロしか使わない層には魅力的なものだった。
ASCII1986(05)b04携帯型ワープロ_表1_W511.jpg
ASCII1986(05)b04携帯型ワープロ_表2_W508.jpg
ASCII1986(05)b04携帯型ワープロ_表3_W243.jpg

ASCII1986(05)b05エプソン日本語ワープロ_W520.jpg
エプソン、日本語ワープロ発売
エプソン・ワードバンク-J が 138,000円

ASCII1986(05)b02CD-ROM市場_W520.jpg
本格的に動き出したCD-ROM市場
とはいってもこの当時はまだまだショップでは見てないし、利用している知人もいなかった。
ASCII1986(05)b02CD-ROM市場_写真_W520.jpg
ASCII1986(05)b02CD-ROM市場_基本仕様_W520.jpg






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。