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MacintoshとMSX(月刊ASCII 1984年3月号4)ASCII EXPRESS [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

月刊ASCII 1984年3月号のASCII EXPRESSからパソコン本体の記事をスクラップする。
まずは、Macintosh
ASCII1984(03)b06Mac01合体w520.jpg
ASCII1984(03)b06Mac02本体w520.jpg
ASCII1984(03)b06Mac03背面w520.jpg
ASCII1984(03)b06Mac04内部w1223.jpg
ASCII1984(03)b07Mac05ソフトw365.jpg
いよいよMacの記事がこうして掲載され始めた。Apple好きというか信者はこのMac以降に生まれたと思う。Apple製品で固めるという人が登場する。知人はPC-9801とMacとEpsonのハンドヘルドと買いまくり、使いまくりだったが、それ以外の趣味も複数あり、Mac信者ではないし、パソコンヲタクをも越えた趣味人だった。私といえば経済的にとうとうMacを買うことはできなかった。だから、Apple社の製品は私にとって高嶺の花でお付き合いができない美女のような存在であこがれていた。
 記事で気になった点が、ハードウェアで「CPU : Lisaと同じく32bitプロセッサのMC68000を採用している.」M68000を32bit CPUとしているが、MC68000は16bitではなかったか。36年前は16bit CPUと32bit CPUの定義がまだ定まっていなかったのだろうか?
 先にスクラップした記事Mac他(月刊ASCII 1984年2月号2)ASCII EXPRESSをみると
予想:価格は,約2500ドル 結果:2495ドル
予想:9インチのディスプレイ 結果:モノクロ9インチ
予想:1台のマイクロフロッピーディスク(Sony製) 結果:3.5インチ
予想:ディスクの容量は,約0.5Mbytes程度 結果:400Kbytes
予想:キーボードは折り畳んで固定でき、 結果:?
予想:持ち運び容易なポータブル型 結果:頭にハンドルが切られている
予想:CPUは68000 結果:MC68000, 8MHz
予想:128KbytesRAM(将来の256Kチップ,512Kbytes程度まで増設可能 結果:128Kbytes
予想:統合型のオペレーティングシステム 結果:正解
予想:アプリケーションソフト,Me WriteとかMc Graph 結果:正解
この中で分からなかったのが「キーボードは折り畳んで固定でき」という予想。折りたたむ?どこに固定?


続いてMSX
ASCII1984(03)b08MSX1_WAVY-11w520.jpg
ASCII1984(03)b09MSX2_WAVY-1説明w520.jpg
三洋電機のMSX。WAVY-11。これはどうなったのだろうか。
記事の冒頭に「年末年始の商戦でMSXシステムは好調な売れ行きを示したようだ。ある家電店では60台の在庫を2カ月売りつくしたという」とある。どう評価したらよいのか分からないが、私は知人から相談を受けたときには、何をしたいのかを訊ねていた。大抵の人はなんとなくパソコンというものを買いたいという人ばかりだったのでMSXを勧めることはしなかった。無駄になるから買わない方が良いとまで言ってた。人に勧めるとアフターケアをしなければならないから慎重になる。MSXのアフターケアなど金輪際したくなかった。
記事の冒頭に戻るが「今後は周辺機器の充実などが中心となると見られるが、システム環境の整備には十分な配慮を希望したい」と心配している。こういうものは大抵「語るに落ちる」状態になるものだ。

MSXは買った人たちが残念なマシンだった。ただ安価だったので被害は少ないと言える。20万円近い某パソコンを買って使いきれず「BASICを教えてほしい」と人に頼むような購買者を作った某社こそ責められるべきた。

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