SSブログ

パソコン雑誌を捨てる(月刊 ASCII 1983年4月号3)Apple Lisa [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

【月刊 ASCII 1983. 4 ASCII EXPRESS】Apple Lisa


Lisaです。Macの母のような存在です。当時1万ドルというパソコンにあるまじき価格でした。でもソフトが沢山付いているから当然かなというところです。

ASCII1983(4)p102Lisa_w520.png
以下、写真を主にスクラップする。

ASCII1983(4)p102Lisa_LOGOw361.png
Lisaのロゴが大好きだった。Appleはジョブスは昔から抜群のセンスを持っていたと思う。

ASCII1983(4)p103Lisa_ジョブスw370.png
ジョブスのご尊顔。本人もかっこいい。

ASCII1983(4)p107Lisa由来.png
Lisaの名前の由来。その後の認知に関する経過はどうだったのか。遺産とかどうなっていたのだろうか。歴史に埋もれてしまった。

以下、バンドルされていたアプリケーションのスクリーンショットをスクラップする。

ASCII1983(4)p105LisaWrite_w520.png
当然ワープロは付いている。

ASCII1983(4)p106LisaGraphとLisaCalc_w520.png
表計算ソフトとグラフ表示するソフトがあり、データはリンクして利用できる。

ASCII1983(4)p107LisaDraww_w520.png
お絵かきソフトもある。

ASCII1983(4)p108LisaList_w520.png
データベースもある。

ASCII1983(4)p109LisaProject_w520.png
うん?プロジェクトの利用価値はいまいちわからない。

これだけソフトを付けたら高かろう。しかし、まだNEC-9801で基本的な事務系ソフトであるワープロすらきちんとしたものがない時代、ここまでやるかという感想。やっぱ凄いわ。

最後に記事からの引用
Lisaに対する批判 シリコンバレーでは新しく発表されたコンピュータに対する批判がまきおこるのが常である.Lisaも御多分にもれず発表から一週間後には既にそういった風評がシリコンバレーに流れていたという.ここでそのいくつかを紹介してみよう. 例えばそのひとつ,Lisaの外形は役員机の平均的な大きさに対して大き過ぎるのではないか、特に机の上でマウスを移動させる空間が確保できるかというものである.またワードプロセッサなどのアプリケーションソフトを使う時には、位置を指定するマウスと文字を入力するキーボードとを交互に操作しなければならず,不便ではないのかというものもあった。 またインターナショナル・データ社のアラン・ゴールドベルグらは,9995ドルという価格設定に疑問を投げかけている.年間25,000ドル程度で雇われている役付者に,そのような高額なコンピュータを与える会社があるだろうかというものだ。 そしてこれら批判の中で最も多いものは,次のようなものである.Lisaには6つのソフトウェアが付属しているが,ユーザーがこのソフトの全てを必要とするかという疑問である。つまり、付属のアプリケーション・ソフトウェアをオプションにすれば,もっと低い価格を設定できたのではないか,というものだ. 1980年にAPPLEIIIが発表された時に比して、Lisaに対する批判は遙かにゆるいものであるという。これらの批判は外見的なものが主となるため,今後Lisaを使い始めたユーザーの声がどのようなものになるか,興味深いところだ。
まあ、そうだわな。全部つけるなんてやりすぎ。全部乗せラーメンじゃないんだから。
NEC PC-9801を見てごらん。モニタもFDDも付いていない本体だけで298,000円だ。アプリはなく、Basicしか付いていないのにこの値段。
Lisaは失敗したが、その失敗からMacを産んだのだから「失敗は成功の基」だった。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。